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草津白根山

2006.7.2(日)  曇り 一時 雨  単独行



白根山駐車場    13:05
登山口       13:22
遊歩道最高地点   14:04 〜 14:22
展望台       14:26
鏡池        14:41
登山口       15:20
白根山駐車場    15:35頃



草津白根山に行くのは2回目だ。前回は1999年6月。志賀高原に行く途中に寄ったもので、登山が目的ではなかった。ビジターセンターを覗くと、白根山について2時間ほどで歩けると案内がある。百名山だし、その位なら登ってみるか…と思い立った。地図も持たず歩いたのだが、そのためにコースの外れにある山頂部(遊歩道最高地点)を踏まないで下山してしまった。せっかく登ったのに山頂を踏まなかったのだ…

あれから7年。再び草津白根山にやって来た。今回は天候が悪い。雨の中を歩くのは気が進まないと思っていたが… 初めての雨中登山と言ってよいだろう。しかし…雨の中を登るのも楽しいじゃないか! 装備さえ調えてあれば雨の登山を楽しむこともできる。そう思った。大袈裟かもしれないが、この登山は僕にとって記念すべき山行になった。

駐車場からの逢ノ峰
駐車場から逢ノ峰を見る。「白根山」を構成する山の一つだ。山頂からは弓池がよく見える。逢ノ峰には前回登ったので、今回は山腹を巻くことにした。
弓池
晴天なら人であふれる弓池だが、今日は人の姿も殆どない。緑に包まれた静かな雰囲気をたたえていた。
木の階段
手軽なハイキングコースの本白根山遊歩道。よく整備されていて歩き易い。コース中にはあちこちに木の階段や…
木道
木道が敷かれている。歩き易くすることもあるが、植生を守ることも大切な目的だ。登山には少し興ざめだが…
コイワカガミ
コイワカガミ。多くはないがいくつか見かけた。イワカガミとの区別は難しいそうだが、僕には「イワカガミ」と判れば十分だ。何しろ「イワカガミ」と「ショウジョウバカマ」の区別が怪しいくらいの知識だったのだから…今回初めて覚えた植物(1)。
アカモノ
アカモノ。見つけたときはコケモモ?ツガザクラ?と思った。まあイメージは似ているので、最初はそんなところから入っていくのだろう。今回初めて覚えた植物(2)。
から釜
「から釜」なのだが… 霧に覆われて全く見えない。前回登った時は独特の形をした窪地が見えたが、もう一度見たいと思った。残念。
コマクサの群落
コマクサの群落。草津白根山といえばコマクサだ。天候は悪くとも、ちゃんと足下に迎えてくれる。いつ見ても可憐だが、何でこんな所に咲くのか…とも思う。
コマクサの表情
コマクサの表情はずっと見ていても飽きない。独特な形をしている。コマクサに限らないが、花に近づいて観察すると、構造の面白さに引き込まれる。
本白根山遊歩道最高地点
本白根山遊歩道最高地点。激しい雨の中をたどり着く。標識は横倒しになっていた。活火山である本白根山は、残念ながらこれ以上の登山が禁止されている。 最高地点の団体
最高地点に20人ほどのパーティが登ってきた。コマクサを見るツアーなのか、ガイドがいろいろと説明をしていた。
展望台
誰もいない展望台。少し荒れていて落ち着かなかったが、晴天なら印象も違っただろう。前回来た時は素晴らしい眺めだった。ただ…その時はここを山頂かと勘違いしていた。
鏡池
鏡池。ここも全く展望がきかなかった。池畔まで降りかけたが、藪がうるさく引き返す。この池は亀甲状の構造土が見られることで知られている。
レストハウスと逢ノ峰
登山口に近づいた。スキー場のレストハウスが見える。その奥は逢ノ峰だ。斜面には雪が残っている。
雪渓
突然現れた雪渓。かなりの量の雪が沢を覆っている。沢筋に沿って冷たい風が吹き渡っていた。
エンレイソウ
エンレイソウ。独特の形をした黒い花が3つこちらを見ていた。エンレイソウの名は知っていたがこんな色形だとは知らなかった。強く印象に残る。もう忘れないだろう。今回初めて覚えた植物(3)。
登山口
登山口に戻った。リフトの右側に登山コースが延びている。さっき登って行った道だ。霧は晴れてきた。
湯釜
草津白根山のシンボル「湯釜」。湖面の色は何と表現してよいのか…とにかく不思議な色彩だ。周囲の赤茶けた風景に対して、人工的とも感じられるほど不釣り合いだ。しかし間違いなく自然の物なのだ。



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